ビオナチュラルブログ

夏に悪化するアトピー

酵素風呂を神戸で♪

神戸酵素風呂サロンビオナチュラルです

 

夏にアトピーが悪化し、赤い炎症が強くなる

タイプの方

一般的に 「汗」 に、その責任が押し付け

られているように思えます。

たしかにその通りだと思います。

もう少し自然療法的見方から体質の事に

掘り下げて考えてみたいと思います。

1年を通じて、人間の身体は 「夏」 が、

機能亢進し活動型の体調にベクトルが

向かいます。

エネルギーの代謝は活発になり、心肺機能は

亢進しがちになります。

血管は太くなり筋肉に血液が流れるように、

脈拍も強くなります。

そうなると、免疫の働きにも影響が出ます。

外部の汗などの刺激などに過敏に反応する

ように免疫がコントロールされます。

おそらくホルモンの影響が一番考えられると

思います。

脳下垂体から分泌される甲状腺刺激ホルモン。

そして甲状腺ホルモンなども幾分分泌量が

増えるのではないかと思います。

当然自律神経も交感神経が支配しやすい

季節でしょう。

ですからケアを考えるとき、身体の機能が

亢進しているのを、少し低下させバランスを

とる必要があります。

どうすれば身体の亢進状態を少しおとなしく

させ、免疫バランスを調整することができる

のでしょうか?

手技療法を行っている先生方には、胸部の

骨格隆起・肩関節の前方転位・胸鎖乳突筋や

側頭骨乳突部などの過緊張を見ると、簡単に

体質を読み取ることが出来ます。

また手のひらの色なども参考になります。

さて機能亢進を少し低下させる方法として、

食生活を考えてみましょう。

通常、アレルギーをお持ちの方は、一般の方と

比較し食への関心が強くあると思います。

四足を食べない

脂肪糖分をとりすぎない

農薬・食品添加物などの化学物質への対策

細かく言えば、いろいろ出てくると思います。

今回は様々な食の専門家がお話ししていることは

素通りし、あまり語られていない真実をお話し

したいと思います。

どうして動物食より植物食が良いのか・・・

これは常識ですが、今回はテーマが身体の

亢進状態を落とすことですので、このことに

限定してお話しします。

食べ物には、栄養だけでなく その生き物の

特性があります。

牛や豚などの動物は動いて行動します。

ところが植物は、じっとして根を張った場所で成長します。動物と植物を二つに分け比較した場合、

「動く」という事は活動するという事ですので、

当然その生き物の身体機能が亢進にベクトルが

向かっているという事です。

植物は、その逆で組織の機能が停滞・鎮静する

ベクトルに向かっています。

ですから夏にアトピーが悪化するタイプの人は、

できるだけベクトルが停滞・鎮静にむかう

食べ物がいいわけです。身体は栄養とは別に、

その特性の影響を確実に受けます。

お魚だったら

タイやハマチ・マグロ・サンマなどより、

ヒラメ・カレイ・ハゼ・メバルなどのほうが

停滞・鎮静にベクトルが向かいますので、

夏のアトピー体質バランスを考えた時、

魚を選ぶ基準としては良いのです。

ですから、夏は基本的に植物食を主体に

食べるという事が体質に合います。

ですからタンパク質の摂取は、少し控えめで

よいのです。

冬より、少なくするのです。

タンパク質や糖質が多くなると、体質は亢進型へ

傾きます。

私がおすすめするのは、1週間くらいタンパク質

抜きの食事法の実践です。

これは意外と炎症を軽くするのに、同タイプの

人には役立ちます。

ただ、冬にアトピーが悪化するタイプは、

停滞・鎮静に体質のベクトルが向いていますので、食は亢進させるタイプの食品が合います。

しかし、たいてい消化に負担がかかるものが

多いですので、多食するのではなく少量を

よくかんでという事になります。

停滞・鎮静にベクトルが向かっている方は、

植物食オンリーの食生活では体質バランスが

よけい個性の強いほうに向かいますので、

気を付けたほうがよいでしょう。

とくに現在の生命力のない植物では。

次に運動です。

少しゆったりした気分で、楽なスピードで

歩くのです。機能亢進している身体は重心が

つま先のほうにかかっていることに注意して

ください。

踵から歩くようにしてください。20分から

30分歩くといいでしょう。

けっして速足にならないように、普通より

ゆっくり目に歩きます。

そして最後に呼吸です。身体の機能が亢進に

ベクトルが向かうと、呼吸がはやく、吸う呼吸が

目立つようになります。

人間の自然な身体は、そのようにできています。

お腹を強くひっこめながら吐く息を長くし、

ゆっくり少量ずつ吐いてゆく・・・

吸う呼吸は意識しなくても結構です。

これを落ち着いた気持ちで10分くらい

続けます。

植物の栽培方法の相違

農薬栽培された植物は、化学薬品が含まれて

いますので、敬遠する方もいらっしゃると

思います。それに過敏に反応します。

しかしそれだけではないのです。

同じニンジンでも、農薬栽培と自然栽培では、

特性が変わってくるのです。

自然栽培で育てられた野菜は、その植物の

特性が強く出ます。

したがってそれを食べた私たちも、その特性を

受けてしまいます。

体質バランスを停滞・鎮静に向かわせる力が、

農作栽培の野菜より自然栽培の野菜が強いの

です。ここを見落としてはいけません。

ですから出来る限り自然栽培の野菜を摂取

することをお勧めいたします。

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