ビオナチュラルブログ

自然治癒力が最も働いている時の心身の状態・・・睡眠の質がよい

酵素風呂を神戸で♪

神戸六甲酵素風呂サロンビオナチュラルです

【自然治癒力が最も働いている時の心身の状態・・・4項目目】

これまでは、体温や身体の温かさ・排便の状態に

ついて述べてまいりました。

4項目目は 「睡眠の質が良い」という事です。

質の良い睡眠とはどのようなものでしょうか?

①眠りにつくときすんなり眠れる

②睡眠中に目がさめない

③いびきや歯ぎしりをしない

④起きた時にさわやかな感じがする

以上の条件です。

風邪をひいて熱が出ている時・心配事がある

とき・強いストレスがあるとき・日中の

心身の活動量が低いとき ・・・・

などは、この条件をなかなか満たすことが

できないのではないでしょうか?

ちなみにガン細胞は、日中はおとなしく

していて夜に増殖するといわれています。

ガンに対する免疫力を考えるとき、自律神経

免疫理論により、ガンを攻撃する免疫細胞の

リンパ球は、副交感神経優位の時に、もっとも

数が増加し、攻撃力が高まるといわれています。

その一方で、生体リズムがきちんと整えられて

いる人間の身体は、夕方から夜にかけて

自律神経が、交感神経から副交感神経へと

シフトしていきます。

ガンが増殖する夜に、ガンを攻撃する免疫力が

高まることは、誠に自然の妙と言ったところ

ではないでしょうか?

まったく人間の身体は良くできていると

思います。

一見睡眠と、ガンへの免疫力を考えるとき、

何の関係があるの?とお思いかもしれませんが、

よい睡眠はれっきとした免疫療法なのです。

したがってガンの患者さんは、よい睡眠の

条件が満たされていない場合、みすみすガン

の増殖を許してしまうという事になりかね

ないのです。

さて睡眠は一つには、一日のリズムを調整

している松果体から分泌されるメラトニンが

関係しているといわれます。

このメラトニンは、日中セロトニンという

気分を明るくしてくれる脳内ホルモンが

分泌されていると、出やすいそうです。

睡眠の質が悪いという事は、日中の活動

そのものにも原因があるのです。

メラトニンは強力な抗酸化作用があることで

有名ですが、これも人体の仕組みの素晴らしさ

といったところでしょうか。

日中は、活動するため酸素の消費が多く

なります。それだけ体内細胞がある種の代謝を

おこし、エネルギーを生み出しているという

事です。

この代謝過程でも、身体を酸化させる

活性酸素が出てしまいます。

活性酸素は、ガンだけではなく多くの病気の

発症に関係しています。

それを活動が低下した夜に日中発生した

活性酸素を、夜メラトニンが問題解決して

くれているのです。

まことに生命はよくできています。

③のいびきや歯ぎしりは、残念ながら眠って

いる本人には自覚できないと思いますが、

睡眠中は意識が薄くなっているため、

本音の部分(潜在的無意識)や身体の状態を

素直に表現します。

では睡眠中の無意識での歯ぎしりはなぜ

起こるのでしょうか?

私は日ごろの他人に対して、もしくは家族に

対しての抑圧された感情が主な原因だと

考えています。 つまり我慢を強いられている

生活を送っているのではないか・・・・・

と言うことかもしれません。

感情は精神のエネルギーでもあります。  

なんでも感じたことを口に出して言える

開放的な人はいいのですが、ついつい意に

そむわない事でもいい顔をしてしたがって

しまう・・・・・

お利口さん優等生タイプ

周りに気を使うタイプ

過度に人に良く思われたいタイプ

このようなタイプの方は、感情が抑圧され

やすいタイプではないかと思います。

また時々、小さい子供さんも歯ぎしりをする

ことがあります。

このような時は、お母さんは表に出ない

負の感情が子供の心に潜んでいることを

察してほしいと思います。

態度で表している表面の自分と、感情で感じて

いる本音の自分との板挟みにより、感情の

エネルギーが発散されないで、そのエネルギ

を、心身が発散しようとする行為が歯ぎしりの

深層なのではないでしょうか?

ですから歯ぎしりは、抑圧された感情の

エネルギーを体外に発散する安全弁の

ようなもの・・・・・

気が付いたならば、別の方法で感情を発散

するすべを身につければよいと思います。

もし 歯ぎしり という無意識の行為を

自然から授かっていなければ心身への

影響は、もっと深刻になるのでは

ないでしょうか?

またいびきは、鼻やのどの状態などの影響を

うけますが、重要なことは

「呼吸が荒れている」という事です。

睡眠中の呼吸は、赤ちゃんの寝息のように、

「スヤスヤ」が理想です。

人間は、酸素を吸う事で生きています。

呼吸が荒れるという事はたくさんの酸素を

身体が必要としているところで生じます。

それだけ酸素を必要としているわけですから、

意識は眠っているんだけれども、

身体のほうは活動している・・・

心身のアンバランスな状態をあらわしている

のです。

例えばたくさんのお酒を飲んだ時・・・・

私もいびきをかくようです。

これはアルコールにより、意識は停滞して

いるんだけれども、身体の方は、心臓がより

強く働き、脈も速くなる・・・・

当然肺もそれに合わせて酸素を取り入れ

二酸化炭素を排出しようと、呼吸代謝も

高くなる。

肝臓は、アルコールを分解するために、

多大な労力を必要とされる。

体内ではこのようなことが起こり、眠っている

どころか身体は起きて活動を強いられて

いるのです。

いつもいびきをかく人は、いつも呼吸が

荒れているという事につながり、

代謝の異常亢進が疑われます。

なにかの身体バランスが崩れていることが

容易に想像されます。

人間の身体は、日中は活動シフトになり、

夜は休息シフトをとります。

体内の複雑な働きも、これに順応して

います。

また自律神経のお話に戻りますが、日中は

交感神経が、夜は副交感神経が強く働き

ます。

免疫を例にとると、日中はアチコチ出かけて

活動しますので、外部の菌などの侵入リスクが

高くなります。

このような時は交感神経が働いていますので、

外部から侵入する菌に対しての免疫が

高くなります。

夜は、そのリスクが低下しますので、

今度は副交感神経が働き ガンなどの

内部に発生した異常細胞などの免疫を

高くします。

先ほどガンは夜に増殖するといいました。

繰り返しになりますが、その時間に合わせ

体のほうも副交感神経型にシフトすることで、

ガンに対しての免疫力を高めているのです。

まことに人間の身体はよくできています。

自然にそういう働きを与えられているのです。

このように活動シフトと休息シフトは、

睡眠の質を洞察することで、自分のカラダの

状態をある程度洞察することが可能です。

ガンに対しての免疫の状態・自律神経や

ホルモン・無意識の心の状態・日中の

意識の傾向性・運動の質と量の問題・

カロリーの摂取量 など 睡眠で多くの

ことを垣間見れます。

睡眠の質が悪いという事は、全体的自分の

身体の調和に何か問題があるという事です。

良い睡眠が得られた時・・・・

さわやかに朝を迎えることができるという

事です。

そのような方は、心身のバランスがある

程度整っているといえるのではないかと

思います。

免疫やガンへの抵抗力を考えるうえで、

睡眠の質はとても重要です。

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