ビオナチュラルブログ

ガンと心拍数

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神戸六甲酵素風呂サロンビオナチュラルです

体温とガンの関係のお話はよく耳にしますね。SNSでもそうですが、ガンの自然療法にて、心拍数について語っている方々は非常に少ない。

洞察が浅いのだと思います。

 ニンジンジュースを飲むよりも、はるかに・・・はるかに・・・大事な事なんです。

一般の健康な方も、あまり心拍数については関心が薄いのでは?

ざっくりと考えて、1分間の心拍数は、心臓の鼓動という事になります。 

心臓は、何のために動くかというと、血液を全身に送るために死ぬまで鼓動を打ち続けています。

 血液により、栄養と酸素を全身の細胞に届け、代わりに二酸化炭素や老廃物を回収しているわけです。 

これが無いと細胞は生きていく事が出来ません。

ここでは呼吸についてスポットを当ててお話しさせていただきますが、私たちが鼻から吸っている酸素は、とどのつまり各細胞が代謝を起こすために必要なエネルギー源として使われるわけです。

 運動をすると心拍数は上昇しますね。 

これは筋肉が使われることにより、代謝量が増加するからです。 

だから、より多くの酸素を取り入れるために、息ははずんで心拍数は上昇するのです。

ここで、ガンという細胞群を考えてみましょう。 

ガンは正常な細胞よりも、代謝が4倍以上高いと言われています。 

それはそうです。 細胞が最も代謝を高くするときは、細胞を分裂するときです。ですから当然、酸素も必要となるわけです。 

ここでお話ししています細胞の代謝量とは、「栄養と酸素の消費量」の事を言っております。

正常な細胞と比較して、ガン細胞は細胞の代謝が多いため、正常細胞と比較して、より多くの栄養を必要とします。

よく・・・・糖質がガンの餌になると語られていますが、糖質だけではなく、たんぱく質も・・・脂質も…・ビタミンB群も・・・・鉄分も…

全ての栄養素が多く必要となるわけです。

 ですから、古今東西のガンの食事療法では、低カロリーや少食が基本となっているわけです。 しかし・・・もっと大事なことが酸素です。

よくガン細胞は、糖質から酸素なしで、細胞の活動エネルギー(ATPの事)をつくっていると言われていますね。 確かにそうだと思います。

しかし・・・某大学の研究では、ガン細胞も、やっぱり酸素由来とするエネルギー生成(ATPの事)も、かなり盛んに行われているとの研究もあります。

 つまり・・・ガン組織である細胞の集合体は、糖質と酸素の両方にてATPのエネルギー生成を行っていると、私は推理しています。

そうであるならば、1分間の心拍数が多いという事は・・・・

それだけ身体細胞組織が酸素を多く必要としている。 

つまり細胞の代謝が活発なために、それだけ多くの酸素が必要となるため、身体のダイナミックなメカニズムにより、心臓の鼓動を多くして、酸素を細胞の送り届けようとしている。

 正常な細胞より、ガン細胞の方が、細胞の代謝量が多くなっているので、ダイレクトに心拍数に反映される。 

ガンは代謝異常の細胞だと言われていますが、体質を考えると、心拍数が多いという事は、それだけ細胞群が酸素を多く必要としている。 

代謝を活発にしようとしている。

 つまり・・・高出力エネルギー体質が、ガン体質の多くの方の問題です。 

私は、よくガン患者さんに言います。 

元気すぎるからガンになるんです・・・・と、お話しします。

特に肺腺がんの場合は、その影響がきわめて高いと考えています。

肺腺がんの方で、1分間の心拍数を適正と思われる回数まで下げると、それだけでガンが好転するケースを多く体験してまいりました。

ガンの自然療法を考える場合に、「心身を鎮める」という事が大事であると思います。

 身体が鎮まっているか、どうかは・・・・心拍数にて推し量ることが出来ます。 私は、安静時の心拍数を60台にしましょう。 と、お話しします。

 肺腺がんの方の施術を30分ほど行いました。 肺に病があるために、心拍数は95と高いですが、1分間の心拍数は59に下がりました。

 お身体にコンタクトした場所は、頸部と頭骨です。 クレニオセイクラルの手技です。

 心拍が下がると、それだけ身体の細胞が鎮まっている・・・という事になりますので、細胞の代謝活動が低下します。 

それには・・・自律神経だけではなく、ホルモン系も関わっていますので、広く洞察していただきたいと思います。

 また身体エネルギー系も関わっています。

 いずれにせよ、肺腺がんの場合には、肺に病巣がありますので、過活動となった肺細胞も、落ち着きを取り戻しているという事につながるでしょう。

 皆様も、1分間の脈拍をはかってみてはいかがですか? 理想は60台だと思います。

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